第一人者が教える 認知症のすべて

「脳血管障害による認知症」は高血圧と深く関係している

和食は塩分が高め(C)日刊ゲンダイ

■減塩のコツ
・醤油はかけずに、つける
・醤油やソースをかけるのは、味見してから
・薬味、スパイス、酸味を活用し、減塩の物足りなさを補う
・味の濃いモノを重ね合わさない(例えば、「炊き込みご飯+味噌汁+こってりおかず」は避ける)
・素材の味を意識して楽しむ

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新井平伊

新井平伊

1984年、順天堂大学大学院医学研究科修了。東京都精神医学総合研究所精神薬理部門主任研究員、順天堂大学医学部講師、順天堂大学大学院医学研究科精神・行動科学教授を経て、2019年からアルツクリニック東京院長。順天堂大学医学部名誉教授。アルツハイマー病の基礎と研究を中心とした老年精神医学が専門。日本老年精神医学会前理事長。1999年、当時日本で唯一の「若年性アルツハイマー病専門外来」を開設。2019年、世界に先駆けてアミロイドPET検査を含む「健脳ドック」を導入した。著書に「脳寿命を延ばす 認知症にならない18の方法」(文春新書)など。

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