低血糖リスクのある人は知っておきたい「バクスミー」の効果と限界

噴霧が完了したらすぐに医療機関に連絡し、医師の指示を仰ぐこと

 バクスミーは、噴霧が完了したらすぐに医療機関に連絡し、医師の指示を仰ぐことが必要。ただし、飢餓状態、副腎機能低下症、頻発する低血糖、一部の糖尿病、肝硬変などの場合は、血糖上昇効果はほとんど期待できない。また、人によっては鼻痛、悪心、血圧上昇、嘔吐、耳痛などの副作用が現れることがある。もしもバクスミーが効かない場合は、追加投与せず速やかに医療機関を受診する必要がある。

 高齢化が進むにつれ、糖尿病の患者は増えている。糖尿病やその予備群の人はもちろん、身近にそうした人がいる場合は、低血糖に対する予防策を普段から講じておく必要がある。

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