独白 愉快な“病人”たち

痛みで歩けず片足で自転車をこいで病院へ…俳優の河西健司さん痛風との闘い

河西健司さん(C)日刊ゲンダイ

 この先、仕事に支障を来したら……と思うと怖くなり、ひどくなると関節が変形したり心筋梗塞を起こしたりするとも聞き、観念して尿酸値を下げる薬を飲み始めました。それからは3カ月に1度通院し、血液検査や尿検査を受け、尿酸値を下げる飲み薬と尿などをアルカリ化する飲み薬を処方してもらっています。

 薬のおかげで発作が抑えられているので、毎晩、ビールかハイボールをおいしくいただいています(笑)。

 頭の隅っこに「ビールはあまりよくないんだよな」とありつつも、とくに暑い夏は欠かせません。だいぶん弱くなり、グラス3杯ぐらいです。たばこは30歳前後でやめましたが、ビールは「今日も一日無事に過ごせたな」とホッとしながら飲みたいのでやめられません。

 60歳後半に最高血圧が160(㎜Hg)まで上がるようになってから降圧剤も飲んでいますが、高血圧も薬で抑えられています。

4 / 6 ページ

関連記事