独白 愉快な“病人”たち

痛みで歩けず片足で自転車をこいで病院へ…俳優の河西健司さん痛風との闘い

河西健司さん(C)日刊ゲンダイ

 薬で抑えられず、悩ましいのは、去年3月に発症した「脊柱管狭窄症」ですね。右足のかかとからお尻、腰へと痛みが走り、しびれもあるんです。歩くのにも不自由するので、整形外科でMRIを撮ってもらったら、背骨の間の軟骨よりも右脚の大腿骨と骨盤の間の軟骨が摩耗してなくなっているので、それが原因の痛みとのことでした。

 医師からは「30分歩けなくなったら人工関節を入れる外科手術をしましょう」と言われています。まだ30分は歩けるので、痛み止めを処方していただいて、1日最低30分歩く運動をして現状維持に努めています。

 ただ、処方してもらった痛み止めは、自分には効かない。そのうえ、ふと気を許していると、眠り込んでしまうんですよ。困ったなと思っていたところ、85歳になる家内の母親に、ある会社の健康維持食品を飲んでCMに出演しないか、という話が舞い込んできたんです。義母も膝が痛くて。

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