主な役割は以下のようになります。看護師は、食事、排尿、排便、入浴動作などの生活の必須動作。理学療法士は、ベッド・トイレ・風呂の移乗、歩行・階段などの移動と移乗動作。作業療法士は、整容、更衣、トイレ動作、問題解決などのADLと、身だしなみ、意思の疎通。言語聴覚士は、理解、表出、社会的交流、記憶。それぞれ該当項目を担当して回復を目指すのです。
当然、すべての職種がすべての項目に関わる場面が出てきます。そのために副担当も必要です。とりわけ、重要な役割を占めるのが看護師です。主な役割で挙げた4項目以外の14項目すべてに関わるからです。
また、作業療法士も、副担当として主な役割の5項目以外の残り13項目を担当します。理学療法士は、主な役割の5項目以外は、整容、更衣、入浴動作、トイレ動作、排尿、排便の7項目に副担当として関わります。言語聴覚士は、主な役割の4項目以外は、食事と問題解決の2項目に関わっています。
正解のリハビリ、最善の介護