愉快な“病人”たち

半年で髪の3分の1を…角田真住さん語る多発性脱毛症の壮絶

角田真住さん(C)日刊ゲンダイ

■販売会社代表・NPO団体設立準備中 角田真住さん(40)

 2歳の子供でも、「あっ!」とビックリしていました。じゃれて私の髪を引っ張ったときにゴソッと束で抜けたもんですから……。その驚いた表情を見て、私と夫はケラケラ笑ったんですけどね(笑い)。

 髪が抜け始めたのは、2人目の子供を出産して間もなくです。自分で頭皮マッサージをしていたら、指先にツルツルした感触があったんです。夫に頭皮を見てもらったら「10円玉ハゲがあるよ。円形脱毛症だね」と軽い調子で言われました。

 私も円形脱毛症ならよく聞く話だし、「育児出産のストレスかな」と思いながら、自然に治るだろうと楽観していました。

 でも、「一応、病院に行ってみれば?」という夫の言葉に促され、軽い気持ちで皮膚科を訪ねました。

 診ていただくと、10円玉ハゲのほかに小豆大のハゲが2つ見つかり、「円形脱毛症」ということで塗り薬を処方されました。以後、週1ペースで通院していたんですが、行くたびに新たな脱毛部分が増えていったんです。

1 / 5 ページ

関連記事