つまり、朝食を取らない人は、生活習慣病を予防して心臓を守るための手続きをひとつ放棄しているということです。現代人の健康管理において、朝食を活用しない手はないのです。
ただし、朝食の栄養バランスが偏っていると、逆に生活習慣病を悪化させることもわかっています。たとえば塩分がすごく多いと血圧を上昇させますし、肥満にもつながります。糖分過多であれば糖尿病リスクを上げてしまいます。
栄養バランスを考えた朝食を毎日きちんと取ることが大切で、それが心臓の健康維持につながるのです。
上皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」