インドなど衛生環境が整っていない諸外国を訪れると、すぐにお腹を壊して下痢になってしまう人と、まったく平気な人がいます。両者の違いは、腸内細菌のバランスにあるといわれています。日頃から腸内環境が良い人は、衛生環境が悪くても乗り切れるということです。
つまり、日常的に規則正しい生活リズムやバランスの良い食生活といった生活習慣を心がけたり、腸内環境を整えておけば、仮に風邪をひいて薬を飲んだとしても、マイナスの作用が表れにくくなります。
風邪薬だけでなく、どんな薬にも副作用はあります。薬のマイナス作用を表に出さず、プラス効果の恩恵を受けられるかどうかは、日頃の健康管理にかかっているのです。
上皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」