愉快な“病人”たち

「闇から現実に帰ってきた」宮本亜門さんが語る前立腺がん

宮本亜門さん(C)日刊ゲンダイ

 問題は術後でした。前立腺全摘手術ではほぼ100%起こるといわれる尿漏れです。前立腺は膀胱と尿道の間にある臓器なので、それを取ることによってどうしても影響が出てしまうのです。


■退院から約3カ月、尿漏れの後遺症がまだ続いている

 早い人で数週間、長いと何年も治らないケースがあるそうで、まだ退院から約3カ月のボクはその後遺症が続いています。自分の体をコントロールしきれない不安はぬぐえていません。

 もうひとつの後遺症としては、性的機能がなくなること。ボクは60歳を越えているので、もうあまり深い悩みにはなりませんでしたけれども、それでも、それまでの生き方や考え方を変えざるを得ない。自分の在り方を改めて模索しました。

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