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砂糖の脱水作用でカボチャの自然な甘味を引き出す

カボチャの含め煮(手前)とピリ辛炒め(C)日刊ゲンダイ

 調味料を最小限に抑えて、なおかつ素材のうま味を最大限に生かすためにも、砂糖の使い方が大切です。

 さらに、深緑色をした皮のゴツゴツした部分を削ぎ、面取りをすることで、煮崩れしにくく、味が入りやすくなります。このひと手間が、出来上がりを左右します。

 できれば土鍋を使うことをお勧めします。周りから火が入る通常の鍋に対し、土鍋は中心から入ります。そのため短時間で味が入るうえ、うま味を逃がさないのです。

 もう一品は薄切りにして、ニンニクと豆板醤で炒め、ピリ辛に仕上げました。カボチャは生でも食べられますから火を通し過ぎないことです。

■含め煮

《材料》
◎栗カボチャ(西洋カボチャ) 600グラム(約半個分)

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