一時は髪の毛がほぼ全部抜けてしまいましたが、奇跡的に生えてきて今のこの髪は地毛です。先生いわく、「まだ抗がん剤治療中なのに、ここまで生えるのは珍しい」とのことでした。
しかも副作用は脱毛だけで、吐き気はありません。抗がん剤を打つと1~2日は火照ったり、イラついたり、だるい症状はあるものの、それくらいで済んでいるので、きっと先生が一番合う薬を選んでくださったのだと思います。
今は母親と同居しているので、食事面も改善され、苦手な野菜はジュースで摂取していますし、青汁も朝晩飲んでいます。
おかげさまでめきめき検査結果がよくなって、このところ検査のたびに「パーフェクト」と言われています。
退院後すぐの3月3日には、故郷での凱旋コンサートのステージに立って歌いました。入院した当初から「この日までに治したい」と先生に懇願して、尽力していただいたたまものです。
独白 愉快な“病人”たち