病気を近づけない体のメンテナンス

脳<下>病気を招く右脳の衰えは運動とハーブティーで予防

ハーブティーがオススメ

■「レッドクローバー」で右脳が活性化

 特に勧められるのは、脈拍が1分間に110~120を超えない範囲で、軽く汗ばむ程度の「有酸素運動」。具体的には、速足でのウオーキングやジョギング、サイクリング、水中ウオーキング、水泳など。週3回以上、1回につき30分以上行うのが理想だ。

 運動は右脳を活性化させるだけでなく、全身の血流を増やすので、脳の細かい血管の血流が増加し、脳全体の活性化にもつながる。健康な高齢者が有酸素運動を行うことで認知機能や注意力が改善したり、パーキンソン病を発症した人の症状が改善したという報告もあるという。

 また、運動することで脳内のドーパミンやノルアドレナリンといった脳機能維持に欠かせない「神経伝達物質」が増加することも分かっている。運動によって、不安やうつ状態が改善するという報告もあるという。

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