血漿製剤の輸血は、新鮮凍結血漿から「血漿分画製剤」が作られます。これには、「免疫グロブリン」「血液凝固因子」「アルブミン」「フィブリン接着剤」などが含まれ、病気によって使い分けられます。
赤血球や血小板輸血は凍結して保存しておくわけにはいきません。特に血小板製剤の保存期間は採血後4日以内です。
献血者の中には、これまで何十回も献血された方がいらっしゃいます。大変ありがたいことです。白血病などの病気を克服するために、輸血はとても大切なのです。
コロナ禍で、いまは正月でもないのに献血者が減っています。献血できるのは70歳未満の方です。献血ができる若い世代のコロナワクチン接種を急いで欲しいと思います。
がんと向き合い生きていく