失敗しないセカンドオピニオンの受け方 医療未来学者が伝授

医療未来学者の奥真也医師(提供写真)

■聞きたいことを3つ程度に絞り、頼りになる人を連れていく

 セカンドオピニオンは有料とはいえ、患者が納得するまで何時間でも話を聞けるわけではありません。聞きたいことを3つ程度に絞って先生の話を聞く姿勢を保ちましょう。自分の病気の感想を語っているうちに時間切れとなり、医師の話が聞けなかった患者さんは少なくありません。

 また、元の担当医の話をよく聞いてなくてセカンドオピニオンに臨み、担当医と同じ話を聞かされる場合もあります。セカンドオピニオンの目的やこれまでの担当医の説明内容について、事前に必ず自分で確認しておきましょう。できたら当日は頼りになる家族や、ある程度医療知識のある知人に同席してもらうのもよいでしょう。

■セカンドオピニオンを繰り返さない

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