がんと闘うための「心構え」…動揺や不安を抱えたまま大きな決断をしてはいけない

まずは現時点で最良である「標準治療」を信頼して治療に臨む(C)日刊ゲンダイ

「現在はまだ標準治療にはなっていなくても、しっかりした臨床発表で良好な結果が示されている治療法もあります。もちろん、患者の不安につけこむような医学的根拠のない民間療法や代替療法ではありません。標準治療に効果がなくなった時点ですぐに緩和医療をすすめられる場合もありますが、医師と患者は、他に適応となる治療法はないか、その病院ではできない治療でも他の施設では可能な方法などについて、一緒に真剣に考えていくべきです」(佐々木氏)

4 / 8 ページ

関連記事