がんと闘うための「心構え」…動揺や不安を抱えたまま大きな決断をしてはいけない

 2016年、がん対策基本法の一部改正により、事業主の責務として、がん患者の雇用の継続などに配慮するよう努めることが新たに規定された。また、日本対がん協会は「通院しながら」「会社や病院と相談しながら」働く患者を「ながらワーカー」として支援している。

 現在は多くのがんで仕事を続けながら治療を行うことが可能になっている。告知に動揺して「治療に専念する」という思いにとらわれ、早まって仕事をやめてはいけない。

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