科学が証明!ストレス解消法

「時間がない」という断り文句は「お金がない」の2倍ネガティブな印象

写真はイメージ

 しかし、金銭的な問題を断る理由に挙げられると、誘った方はぐうの音も出ません。お金を理由にするのは少し恥ずかしい気もしますが、たとえば、「海外旅行へ行くために貯金をしている」とか、「親孝行のためにお金が必要」などと付言すれば、異なるイメージを与えられると思います。

 ちなみに先の調査では、「若者世代が参加したい職場の飲み会の特徴」との問いに対し、「あまりお金がかからない」が最も多く40.1%でした。現実問題として、お金は大きな要因になっているというわけです。

「あまりお金がかからない」以下は、2位「説教する人がいない」(39.4%)、3位「短時間で終わる」(36.7%)、4位「気配りをしなくてもいい」(35.1%)、5位「自分のペースで飲める」(31.3%)。若者世代との付き合い方として、参考にするといいかもしれませんよ。

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堀田秀吾

堀田秀吾

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

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