ワーケーションが睡眠中の自律神経を整えて動脈硬化を抑える 日本人研究者が初めて証明

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 動脈硬化が引き起こす病気は、高血圧のほかに、狭心症や心筋梗塞といった心臓の病気、脳梗塞や脳出血などの脳の病気、さらには下肢閉塞性動脈硬化症などの足の病気などがある。

 今回の研究からワーケーションはこれらの病気の発症リスクを防いでくれる可能性があることが明らかになった。

「日本は65歳以上の割合が人口全体の21%を超えた超高齢社会で労働人口は減少傾向にあります。企業は働く人の健康に配慮しながら、より生産性を上げる工夫をしなければなりません。ワーケーションはその解決のひとつになる可能性があるのではないでしょうか」

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