絶対に熱中症にならないために…こまめな水分補給にプラスしたい「3つのポイント」

(C)PraewBlackWhile/iStock

「食事から取れる水分量はかなりのもの。睡眠は体温コントロールの機能を正常に保つ上で大切です。そして、日常の中に自分の体の調子をチェックするバロメーターを見つけておくといい。私の場合は食欲がそうで、食欲が落ちると体が弱っており、熱中症になりやすい状態。そういう時は、予定している“非日常”を見送ることもあります」

 次に、「こまめな水分摂取」に加え、②日傘、扇子、携帯用扇風機、ネッククーラーなどの冷却グッズを活用する。風速1メートル/秒の風を当てるだけで、体感温度が1度下がるといわれている。

 さらに、③天気予報をチェックし、熱中症警戒アラートが出ている時は、できるなら外出は避ける。

「どうしても非日常であるイベントに参加したいというなら、もしもの時に備え、脱水症のための食事療法に使う経口補水液を用意するようにしてください。市販されています」

 熱中症が、命を奪う病気であることをしっかり認識し、行動を。

4 / 4 ページ

関連記事