被験者は、同薬を5ミリグラム注射する群、10ミリグラムの群、15ミリグラムの群、プラセボ(偽薬)群の4グループにランダムに振り分けられ、各グループの体重変化率が比較されました。 その結果、治療開始から72週目の体重変化は、プラセボ注射群で3.1%減だったのに対して5ミリグラム群では15.0%減、10ミリグラム群で19.5%減、15ミリグラム群で20.9%減でした。
3 / 7 ページ
2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。