回復期病院へ移るとなったとき、急性期病院からリハビリ転院先を薦められるのが一般的です。その際、薦められた施設で良いのかを患者さんやご家族が判断する場面が訪れます。適切なリハビリを受け、「人間力」を取り戻すために、より良い回復期病院を見極めるポイントを紹介します。
回復期病院を選ぶ大前提として、まずは「自宅から近い(それほど遠くない)施設」というのがポイントのひとつです。それはリハビリ病院退院後に外来リハビリ通院が必要になるからです。さらに、回復期病院では最長6カ月の入院期間がありますから、患者さんの支えとなるご家族が通いやすいという点は大切です。
また、「病院内がきれいできちんと整理整頓されているか、清掃が行き届いているか、変な臭いがしないか」も重要です。そんな最低限の原則を継続できていない施設も意外と多いのです。
正解のリハビリ、最善の介護