また、記憶や集中に関わる神経伝達物質のアセチルコリンが低下して、覚醒障害が生じている患者さんもいます。この場合は、アセチルコリンを刺激する抗認知症薬を使って活力を上げる治療を行います。
このように、障害を起こしている原因を見極め、適切な治療を実施して覚醒を上げると、意欲的に体を動かすリハビリができるようになります。すると、昼間に体が疲れるので夜にしっかり眠れるようになります。主治医の対処によってリハビリによる回復の度合いを上げることができるのです。
正解のリハビリ、最善の介護