独白 愉快な“病人”たち

映画コメンテーターの有村昆さん 白内障の手術を受けて感動したこと

映画コメンテーターの有村昆さん(C)日刊ゲンダイ

 3年前、個人的にいろいろありました。それまで仕事一辺倒で突っ走っていましたが、今は子供と向き合う時間も増えました。結果、少しでも清潔感のあるパパでいたいと思うようになりまして、シミ取りやマウスピース矯正(歯列矯正)などチャレンジしています(笑)。

 一応、表に出る仕事なので最低限の身だしなみは心がけていきたいと。そして健康を考えて、フィジカル的にもメンタル的にもいいことを取り入れようと思い、サウナや筋トレにも通っています。どうせオジサンなんですけど、子供を守るためにも私自身が健康であることが大事だなと。どこか壊れてからじゃなく、普段からのメンテナンスを意識すべきだと思い至りました。

 白内障の手術もこのマインドの一環です。コンタクトレンズのいらない世界は本当に便利です。 (聞き手=松永詠美子)

▽有村昆(ありむら・こん) 1976年、マレーシアで生まれ、6歳で日本に帰国して東京で育つ。大学卒業後、FMラジオのパーソナリティーとしてデビュー。長年、ラジオでの活動を続けている。そのほか雑誌やテレビなどで映画コメンテーターとして活躍しており、年間500本以上の映画を鑑賞している。

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