■生活期の高齢者もしっかり回復できる
慢性期に当たる3段階のうち、回復させて機能や能力を上げることを目的にリハビリを行うのは、生活期です。これまで何度かお話ししてきましたが、回復期リハビリを行っているねりま健育会病院は、老健の機能も持っています。「もっとよくなりたい」と考えている生活期に該当する脳卒中後遺症などの方や超高齢者を、攻めのリハビリで回復させたいという思いから併設を実現させました。
慢性期のうち生活期に該当する方は、認知機能が保たれていれば、100歳以上の超高齢でも適切なリハビリを行うとしっかり回復して機能や能力も上がり、自立した生活を送ることができるようになります。
しかし、年齢だけをみて「上がる」ということがわかっていない施設では十分な回復は望めませんし、全国のほとんどの老健はリハビリ指導者不足なため介護するだけで精いっぱいなのが現状です。
正解のリハビリ、最善の介護