心房細動の患者さんの中には、投薬治療だけで問題ない状態を維持できている人もたくさんいます。しかし、薬の副作用に不安を感じていたり、薬を一生飲み続けるのは嫌だから根治させたいといった患者さんは、選択肢が増えているカテーテルアブレーションを検討する価値はあるといえるでしょう。ちなみに、カテーテルアブレーションを受ける場合、心房細動が慢性化してから2年以内に行う方が治療効果が高いとされています。参考にしてください。
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上皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」