心臓疾患にかかりやすい血液型があるのは本当か
血液型がＯ型の人は心臓発作を起こすリスクが低い――。昨年１１月に開催された米国心臓協会学術集会で、こんな研究報告がありました。
インターマウンテン医療センター心臓研究...
１９５５年、埼玉県蓮田市生まれ。日本大学医学部卒業後、亀田総合病院（千葉県鴨川市）や新東京病院（千葉県松戸市）などで数多くの手術症例を重ね、０２年に現職に就任。これまでに執刀した手術は６５００例を超え、９８％以上の成功率を収めている。１２年２月、東京大学と順天堂大の合同チームで天皇陛下の冠動脈バイパス手術を執刀した。近著に「天職」（プレジデント社）、「１００年を生きる 心臓との付き合い方
天皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」
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日本ではどんな時間帯に手術をしても成績に差は出ない
「心臓手術は午前中よりも午後に実施した方が安全性が高まる」 昨年末、そんな研究が英国の医学雑誌「ランセット」に報告されました。フランス・リール大学の心臓専門医チームが...
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患者の長い人生に付き合っていく 医者としてのひとつの道
心臓病は６５歳以上の高齢者に多い病気です。２０１５年の人口動態統計によると、心疾患で亡くなった人は計１９万５９３３人で、そのうち６５歳以上が１７万９４９３人でした。２０...
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ノロウイルスは心臓にも大きな負担をかける
これから本格的に「インフルエンザ」や「ノロウイルス」といったウイルス性疾患の季節が続きます。これらの感染症は若い世代がかかってもあまり重症化するケースは少なく死亡率も低...
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現実の外科医は「私、失敗したくないので」がスタートライン
「私、失敗しないので」――。去年、第５シリーズが放送されたドラマ「ドクターＸ」の主人公・大門未知子の決めゼリフです。米倉涼子さん演じる大門未知子はフリーランスの天才外科医で...
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心臓の悪性リンパ腫の手術でチーム医療の重要性を再確認
先日、「心臓の悪性リンパ腫」の手術を執刀しました。心臓外科医として独り立ちしてから二十数年間で初めて遭遇した非常にまれな疾患です。 患者さんは８０代の女性で、心不全...
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日本で研修を受けている外国人医師は母国の「これからの医療」を支える人材になる
順天堂医院では、外国人医師の研修を数多く受け入れています。近年、日本で進んでいる医療の国際化がさらに加速するためのきっかけになればいいという意図もありますが、日本で臨床...
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「傷を治す」外科医の原点に立ち返えれば患者の負担も軽減できる
外科手術は、「その方法でなければ機能を取り戻せない、健康を回復できない」といった病状に対し、エビデンス（科学的根拠）にのっとって行われるのが大前提です。その前提に加え、...
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これからは「国民皆保険」で守られてきた医師ばかりという時代になる
「すべての国民に一定水準以上の平等な治療を提供する」 そんな理念を原則にしている日本の国民皆保険制度を私は素晴らしいものだと考えています。この制度のおかげで、保険を使...
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「限られた時間」を有効に使う大切さを若手に伝えている
これからを担う若手の心臓外科医を育てるため、近年はできるだけ若手にチャンスを与えるように意識しています。 「自分にしかできない」という手術はもちろん私が執刀します。し...
