しかし、なぜ鳥取県民がそれほどマヨネーズを愛するのか、理由は分かりません。キユーピーや味の素の工場もありません。あるいは、山陰の気候がそうさせるのでしょうか。
というのも、お隣の島根も、毎年上位に食い込んでいるからです(14年は6位)。
そんな鳥取を追っているのが、東北勢の青森と山形。青森は12年こそ19位と振るいませんでしたが、それ以外は必ずベスト5に入っています。また、山形も13年に順位を大きく落としたものの、翌年には3位に躍進しました。
ただし同じ東北でも、残りの県は下位に甘んじているので、“東北人だからマヨネーズ好き”というわけではなさそうです。
これら上位3県に迫っているのが福岡です。10年の成績は29位で、むしろマヨネーズを食べない県だったのですが、翌年から快進撃が始まり、12年と14年に“第4位入賞”を果たしています。
福岡だけでなく、九州は全体的に順位が高く、マヨネーズ好きが多い地域といえそうです。
ちなみに鳥取は、メタボの肥満率が最も低い県のひとつです。青森や山形の肥満率も全国並み。マヨネーズ好きだからといって、必ずしも太るわけではなさそうです。
家計簿を見れば病気がわかる