これは、ドイツで行われた12年間にも及ぶ大規模な疫学調査によって分かったことです。春から夏にかけて発症率が低く、秋から冬が高いことが明らかになりました。しかも、発症率が最低の7月と最高の1月とを比べると、実に1.5倍の違いがあるのです。
1型糖尿病になぜそのような季節変動があるのか、理由はまだ分かっていません。季節性のウイルス感染などが原因ではないかとも考えられています。
死を招く病気は秋に発症する