ウイルスでⅠ型糖尿病発症も 大人も“春の感染症”に要注意

お腹の風邪も要注意だ(C)日刊ゲンダイ

 では、具体的にどんな感染症が1型糖尿病を発症させるのか?

 いまのところわかっているのは肝炎や膵炎、髄膜炎や心筋炎などを起こすコクサッキーBウイルス、手足口病やヘルパンギーナ、胃腸炎などを起こすエンテロウイルス、サイトメガロウイルス(CMV)、キス病といわれるEBウイルス(EBV)、ムンプス(おたふく風邪)ウイルス、風疹ウイルス、ロタウイルス、エコーウイルスなど。

 風邪症状の後に、妙に口が渇く、体がだるいという人は血糖値に注意した方がいいかもしれない。

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