独白 愉快な“病人”たち

スタレビ根本要さん語る脳梗塞で入院1週間 “偽装”の噂まで

根本要さん(C)日刊ゲンダイ

 東京には、救急車を呼ぶかどうか迷ったときの「救急相談センター」というのがあるらしくて、電話はそこにつながっていました。ボクが症状を説明すると近所の大学病院を紹介され、「そこに電話して症状を話したほうがいい」とのことでした。すぐに病院に電話すると「一度検査したほうがいい」と言われ、徒歩数分のところにあるその病院へ「まぁ、散歩がてら行ってみるか」と妻と出掛けました。

 救急の窓口で「お電話の方ですね」と迎えられ、そのまま血圧、心電図、MRI検査をしました。で、検査室からストレッチャーに乗せられて出てきたら、医者が神妙な面持ちで「ご家族の方はいらっしゃいますか?」っていうわけです。

 もう、「エーッ!?」ですよね。脳血管に微小な塊が見つかったらしいんです。すぐに「入院が必要です」ってなって、「じゃあ、日程をスタッフと相談して……」と言ったら、「いや、このまま入院していただきます」と告げられました。また「エーッ!?」ですよ。

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