ようこそ!不老不死レストランへ

里芋は皮付近の豊富な栄養とうま味を逃さないこと

里芋と黄ニラの土手煮(左)と“そのままグリル味噌風味”(C)日刊ゲンダイ

◎黄ニラ  1束(長さ3センチ)

《作り方》
 土鍋、または準じた鍋に、にんにくとごま油を入れ、中火で香味の立つまで炒めたら、干しエビを加える。里芋を加えてさっと炒め、チキンスープと紹興酒を入れたら一度煮立てる。腐乳を加えて弱火で15分、焦がさないように時々混ぜながら里芋が軟らかくなるまで煮る。味をみて白こしょうで調味し、火を切り、黄ニラを加える。

■そのままグリル味噌風味  

 里芋3個の表面を洗ったら、皮をむかずに縦半分に切る。オリーブオイル大さじ3、麹味噌小さじ1、白こしょうをよく混ぜたものを里芋の切り口に塗り、250度に熱したオーブンで10分焼く。魚焼きグリルで焼いても良い。

▽松田美智子(まつだ・みちこ)女子美術大学非常勤講師、日本雑穀協会理事。ホルトハウス房子に師事。総菜からもてなし料理まで、和洋中のジャンルを超えて、幅広く提案する。自身でもテーブルウエア「自在道具」シリーズをプロデュース。著書に「季節の仕事 」「調味料の効能と料理法」など。

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