病気を近づけない体のメンテナンス

腎臓<上>40代から死滅が始まる毛細血管を蘇らせる睡眠法

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「この2大アンチエイジングホルモンを、できれば同時に働かせたい。メラトニンは成長ホルモンと同じ時間帯に分泌されると、成長ホルモンの分泌を促進します。ですから理想的なのは、朝6時に起きて朝日を浴びること。すると、21時ごろにメラトニンの分泌が始まります。そして23時に寝ると、午前1時ごろにメラトニンと成長ホルモンの分泌が重なります。遅くとも朝7時に起きれば、22時ごろにメラトニンの分泌が始まり、午前0時までに寝ると午前2時ごろにゴールデンタイムとなります」

 睡眠時間は7時間が基本。睡眠時間が短いと、分泌された成長ホルモンが細胞を修復させる時間が足りないからだ。

 次回は、「運動」と「呼吸」のポイントを聞く。

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