また、医師は乳がんを心配したようで、4日後にマンモグラフィー検査の予定となり、予約を取って帰りました。
結局、マンモグラフィー検査では乳腺に腫瘤はなく、吸引細胞診でもがん細胞は認められませんでした。
しかし、リンパ腺の腫大は変わりません。外科医は「7日後に診察してみて、もし小さくなっていなければ、1個だけリンパ節を切除して組織検査をしましょう。首に少し切り傷がついてしまうけど、なるべく分からないように小さく切ります。病気をはっきりさせることが大事です」と話し、説明書と承諾書を渡されました。
手術を受けることになったKさんは、田舎の母親に電話をして事情を報告しました。母親は手術の前日に上京してくれると言ってくれ、とても心強く感じました。
もっとも、実際の手術時間は15分程度でした。切る前の痛み止めの注射がとても痛く感じましたが、何の問題もなく終わりました。
がんと向き合い生きていく