就床前にアルコールを飲むことで、寝付きが良くなると思っている方も多くいますが、実は、寝酒は少量でも睡眠の中途覚醒の時間を増やし、睡眠の質を悪くすることが知られています。就床前にはアルコールを飲まずに、代謝されてから寝るようにする方が健康的といえるでしょう。
また、時間栄養学の観点からいうと、精製されたアルコールにおける体内時計のリセット作用は見られませんでした。おそらく、アルコールを飲み過ぎて夜型になる場合は、糖質の多いお酒を飲むか、おつまみの影響も大きいといえるでしょう。
一方で、適量のお酒を飲むと一般的に血圧が低下し、善玉コレステロールが上昇する、心疾患の予防になるといった良い面も報告されています。年末年始は上手にアルコールとお付き合いください。
幸先の良いスタートを切るための正月食事術