「睡眠時無呼吸症候群」重症と診断されCPAP治療を5年継続…50代記者の現在

「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の治療で使用される装置「CPAP」

 CPAPを開始して1週間後、クリニックで本体のSDカードに記録された睡眠データを確認してもらうと、無呼吸は0回になっていた。低呼吸もほぼ見られず、いびきもほとんどかいていないという。

「これで、少なくとも寝ている間に突然死するリスクはないでしょう」

 梶本院長のそんな言葉にホッと一安心してその後もCPAPを継続。1カ月ごとに受ける定期診察でも、5年近く無呼吸0回が続いている。

■“二度寝”をしなくなった

 無呼吸がなくなって、最初に実感したのが「目覚めの良さ」だった。それまでは、朝いったん目覚めてから二度寝するのが習慣になっていた。しかし、CPAPを始めてからは、目覚めて二度寝しようと思っても、頭がスッキリしていて眠気がなく、眠れなくなった。

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