愉快な“病人”たち

平山みき 大腸がん闘病で「腸閉塞の予兆が分かるように」

「がんに関しては本当に運が良かった」と語る(C)日刊ゲンダイ

 大腸がんを患ったのは、もう22年も前のことになります。もともと胃腸が弱くて、子供の頃から薬を手放せませんでした。ずっと下痢をしやすかったのですが、がんと分かる1年ほど前は便秘が続いて……。かかりつけの内科医を受診すると、「大腸がんが増えているので検便をしましょう。次に来るときに持ってきてください」と言われました。しかし、小学生の頃の検便を思い出して躊躇している間に1年が過ぎてしまったんです。

 その間、便通を良くするために毎日ひとつずつパイナップルを食べました。果物は大好きだし、パイナップルは繊維がたくさん入っていて胃腸の働きを良くする酵素も含まれていると聞いたので、自力で治そうと……。

 しばらくは胃腸も安定していたのですが、体調を崩したのはその後です。家族でアメリカに旅行に行く数日前に胃がむかむかする感じがあって、内科医から薬を処方してもらいました。旅先で胃腸の調子が悪くなったときの準備です。

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