独白 愉快な“病人”たち

すぐに余命を考えました…松崎悦子さんが語る印環細胞がん

夫の松崎好孝さんと(C)日刊ゲンダイ

 これからだってわかりませんが、先のことを考え過ぎると怖いので、今立っている場所から見える範囲のところで頑張ろうかなと思っています。

 (聞き手=松永詠美子)

▽まつざき・えつこ 1951年、愛知県生まれ。学生時代にアマチュアバンド「チェリッシュ」に紅一点の女性ボーカルとして加入。71年「なのにあなたは京都へゆくの」でデビューし、翌年からデュオで活動を始める。73年に「てんとう虫のサンバ」「白いギター」などがヒットし、数々の歌謡賞を受賞。NHK紅白歌合戦にも初出場を果たした。77年にパートナーの松崎好孝氏と結婚。コンスタントに新曲を発表しつつテレビやラジオで活躍。出産や子育てを経て、アメリカと日本を行き来する生活を続けながら、現在もコンサート活動で全国を飛び回っている。

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