政府や専門家は「オミクロン株」をどう見ているのか…医療情報学教授が分析

新型コロナワクチンの3回目接種を受ける感染症対策分科会の尾身会長(代表撮影)

 そうなったときに、それでもウィズコロナを目指すのか、再度、社会活動を制限するのか、といった議論が大切だろう。

 だが、その問題を真面目に検討している委員会が見当たらない。そのことのほうが、むしろ怖いのではないだろうか。

(永田宏・長浜バイオ大学メディカルバイオサイエンス学科教授)

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永田宏

永田宏

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

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