警察庁の調査によると、昨年の75歳以上の死亡事故件数は、前の年より13件増えて346件。しかし、10年前よりは83件減っていて、全体としては減少傾向だ。 その原因を75歳以上と74歳以下で分けて調べると、特徴的なことが浮き彫りになる。74歳以下は車両や歩行者の見落としなど「安全不確認」がトップで、居眠りや考え事などの「内在的前方不注意」が続く。75歳以上で最も多い「操作不適」は4番目だ。
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