つまり、生活環境が変化すると、それにつれてあまり意識しないまま食生活や行動が変化し、健康や寿命に影響してくるわけです。ですから、現在進行中のDX(デジタルトランスフォーメーション)や働き方改革も、ジワジワと効いてくるはずです。
なお、10月20日付掲載の記事で、一般社団法人「食・楽・健康協会」および「ロカボダイエット」に関する記述に事実誤認・誤解などがありました。協会関係者の皆さまには、心よりおわび申し上げます。
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永田宏
長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授
筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。