24時間のリズムで生理機能や行動を調整する体内時計が、老化とともに、そして認知症になるとさらに、それをつかさどる脳内ホルモンであるメラトニンの分泌が低下することにより、機能低下します。
これを「概日リズム睡眠障害」といいます。認知症の方に見られる「一日の中で睡眠と覚醒が不規則に現れている」という状態は、概日リズム睡眠障害のタイプの一つ、「不規則睡眠・覚醒リズム障害」に該当します。
第一人者が教える 認知症のすべて