独白 愉快な“病人”たち

映画監督の河村光彦さん「脳梗塞」で救急搬送の一部始終を振り返る

河村光彦さん(C)日刊ゲンダイ

 でも、20歳の4月13日の大失恋からはじまり、脳梗塞になった4月13日までの奇跡のストーリーは、今となってはこうした取材やトークショーのネタになっていますから「まぁいいか」と思っていますけどね(笑)。

(聞き手=松永詠美子)

▽河村光彦(かわむら・みつひこ) 1961年、愛媛県出身。84年、大学在学中に黒沢明監督の映画「乱」のメーキング取材班として1年間を過ごし、卒業後に上京。その後、テレビ、映画製作に従事。当時の記録ビデオをまとめたドキュメンタリー映画「Life work of Akira Kurosawa 黒澤明のライフワーク」を各地で上映。直近は4月28日、「高円寺シアターバッカス」で上映予定。DVDもAmazonで発売中。

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