久しぶりに実家に帰ったら、部屋が散らかり放題になっていた──。それはもしかしたら、認知症のサインかもしれません。片付けには、記憶力や判断力が必要とされます。
どこに何を置くか。自分が捜しているものはどこに置いているか。これは捨てるか、それとも保管しておくか。そういった能力が落ちてしまい、片付けられなくなってしまうのです。認知症の「物盗られ妄想」から、普段収納しない場所にものを隠してしまうということもあります。
ただし、もともと片付けが苦手で、部屋が散らかり放題だった人の場合は当てはまりません。
第一人者が教える 認知症のすべて