健康長寿に役立つ高齢薬膳

【ピーマン】血液をサラサラにして血流をアップする優れた効果がある

ピーマンとサバの中華丼(提供写真)

 ピーマンを手軽に食卓に取り入れるなら、「刻みピーマン」にするのがおすすめです。サラダや魚・肉のソテーなどのトッピングに使うと、ほのかな苦みがアクセントになっておいしくいただけます。ピーマン同様、血行促進効果がある、カレーのトッピングに使うのもよし。シャキシャキとした食感も加わって、おいしい「血流アップカレー」が完成します。

 パプリカも同様の効能があります。サラダなどにプラスすれば、見た目も華やぎ、食欲増進につながるので上手に使いこなしてみましょう。

 ピーマンの下肢静脈瘤改善効果を高めるためには、同様の効能があるサバ、タマネギ、ニラ、黒きくらげなどと組み合わせるのがおすすめです。

■ピーマン高齢薬膳レシピ


ピーマンとサバの中華丼

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池田陽子

池田陽子

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

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