経済的に恵まれていて、しかも教育水準も高い人が健康で長生きし、そうでない人は病気になって短命に終わる、そんな時代が始まろうとしているのかもしれません。そういうことも踏まえて、自分の健康管理を考えていかなければならないでしょう。
(永田宏・長浜バイオ大学メディカルバイオサイエンス学科教授)
デジタル・デバイド=情報格差で個人の健康格差が拡大する時代がやってくる
- 2023年02月02日
永田宏
長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授
筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。