永田宏

永田宏

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

家計簿を見れば病気がわかる

  • 金持ちが買う野菜の種類

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     低所得者は、高所得者と比べてビタミンやミネラルが不足気味であることがさまざまな研究から明らかになってきています。そこで今回は、野菜の消費について見ていくことにしましょう...
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     低所得世帯と高所得世帯とでは、食料支出が2倍近く違っています。一方、日本人の所得と栄養量を調べた論文によれば、低所得層のほうが炭水化物を多めに摂取している傾向にあるよう...
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    「健康や寿命」と、「年収」とは、比例関係にあるといわれています。収入の多いほど健康で長生きでき、低所得の人は逆に病気がちで短命というのです。収入が多ければ、それだけ食費に...
  • 独身者の保健医療費は既婚者の3~5割増し

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     独身者は、がん、心臓病、脳卒中などの病気で50代・60代で亡くなるリスクが、既婚者と比べて2~5倍以上もあります。また高血圧や糖尿病の死亡リスクは、10倍前後にも達しま...
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     家計調査の保健医療分野には、「栄養剤」と「健康保持用摂取品」という項目があります。栄養剤とは、ビタミン剤、肝油ドロップ、カルシウム剤、薬用酒など。健康保持用摂取品は健康...
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     保健医療への出費は、医薬品、健康保持用摂取品、保健医療用品・器具、そして保健医療サービスの4つの項目に分かれています。最後の「保健医療サービス」が、実質的な医療や治療に...

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